「誰でもできる仕事」じゃない。病棟の看護助手・看護補助者のリアル【現役10年】

こんにちは、くらともです☕
今日は、ちょっと真面目に——私の仕事「病棟で働く看護助手(看護補助者・介護福祉士)」のリアルをお話しさせてください🌷
※病院によって呼び方は「看護助手」「看護補助者」「ナースエイド」などさまざまですが、やっていることは同じです😊

「看護助手(看護補助者)って、資格なくてもできる仕事でしょ?」
「お給料、安いんじゃない?」
「誰でもなれるって聞いたよ」

…こういう声、けっこう耳にします。くらとも、そのたびに「ちょっと待って!」って心の中で叫んでるんですよ😅

この記事では、実際に病棟で10年以上働いてきたくらともが、この仕事のリアル——大変なこと、やりがい、お給料、向いてる人・向いてない人まで、正直にお話しします。
これから目指そうか迷っている方、家族にこの仕事を理解してもらえない方の、お役に立てたら嬉しいです😊


目次

📊 まず知ってほしい。25万人足りない現実

厚生労働省が2024年7月に発表した推計によると、介護職員は——

年度不足する介護職員数
2026年度25万人
2040年度57万人
出典: 厚生労働省「第9期介護保険事業計画に基づく介護人材の必要数について」(2024年7月12日)

…もう、ちょっと想像つかない規模ですよね😢
だから求人には「無資格・未経験OK」って書かれています。「誰でもできるから」じゃなくて、「とにかく人が足りないから、働きながら育てます」って意味なんです。


🏥 病棟の看護助手・看護補助者は「患者さんの命を守る」仕事

「高齢者のお世話をするだけでしょ?」
——これも、よく言われます。でもね、病棟で関わる患者さんって、こういう方たちです👇

  • 🍽️ 食事でむせやすく、誤嚥のリスクが高い
  • 🧠 認知症で、思わぬ行動をとることがある
  • 🚶 自力で立てない、歩行が不安定で転倒リスクが高い
  • 👕 衣服の着脱に介助が必要
  • 💊 体調が急変しやすい

ひと口に「食事介助」って言っても、一口運ぶたびに飲み込めているか、むせていないかを観察して、ペースを調整して、声をかけて……。

病室でマスクをして食事介助をする看護助手のイラスト

たった1回の誤嚥が命取りになることもあるから、のんびりなんてしていられません。
「ただのお世話」じゃなく、「命を守る」仕事なんですよ🌷

しかも、やることはそれだけじゃありません。

  • 看護師の補助(処置・検査の準備)
  • 検査の付き添い・搬送
  • 入退院対応、ベッドメイキング
  • 物品補充、環境整備、清掃
  • ナースコール対応

まさに 病棟の「何でも屋」。常に動いていて、いろんなところから呼ばれます。そんな中でも優先順位は ①患者さんの安全 ②他スタッフとの連携 ③効率。この順番だけは、絶対に崩せません。


🌷 それでも続けたくなる、この仕事の「やりがい」

大変なことばかり書いてしまいましたが、くらともが10年以上続けられているのは、それ以上にやりがいがあるからです✨

  • 😊 患者さんの「ありがとう」の笑顔
  • 💐 ご家族から「あなたで良かった」と言われた瞬間
  • 🌱 寝たきりだった方が、少しずつ回復していく姿
  • 🤝 看護師さんから「助かった!」と頼られる瞬間

特に最後の「看護師さんや同僚から頼られる」これ、じわじわ効くんです。
誰かの役に立っているって実感できる仕事って、意外と多くありません。この仕事はまさに 究極の「他者貢献」 だと思っています。

それに、ここで身につくスキルって、実はすごい財産なんです。

身につくスキルどこで活きる?
状況判断力どんな職場・家庭でも
多職種との連携力チームで働くすべての仕事
観察力・気配り接客・サービス業全般
体力・タフさ何歳になっても武器

これ、ぜんぶ「ポータブルスキル」といって、どこに行っても使える能力。簡単には身につかない、貴重なものなんですよ🌱


✅ 続けられる人・辞めていく人の違い

正直な話、この仕事は向き不向きがハッキリしています。くらともが見てきた「続けられる人/辞めていく人」の特徴をまとめると——

⭕ 続けられる人❌ 辞めていく人
状況を冷静に判断できる感情で動いてしまう
人の役に立つことが嬉しい「人が好き」だけで来た
自分のペースを保てる他人と比べて落ち込む
体調管理ができる無理をして燃え尽きる

特に大事なのが「冷静さ」
便尿失禁の対応、急に怒り出す患者さん、ベッド柵を乗り越えようとするご高齢の方——こういう場面で慌てずに動けるかどうか、ここがこの仕事の分かれ道です。

「人が好き」だけでは続きません。
「冷静に、人を大切にできるか」が問われます。

逆に言えば、この適性さえあれば、無資格・未経験でもちゃんと続きます。くらとも自身、最初はなにも分かりませんでした。それでも10年以上続けて、今ここに立っています🌷


💰 「給料が安い」は本当?ちょっと待って

「介護職=安月給」ってイメージ、根強いですよね。くらともも、入る前はそう思っていました。でも実際は、職場によってぜんぜん違います

なぜ「安い」と言われるのか

  • 介護報酬の上限が制度で決まっている
  • 病院・施設の経営状況もさまざま
  • 非正規雇用の割合が高い
  • 専門性が社会的に正しく評価されていない

でも、職場選びで変わります

くらともの職場にも、施設から転職してきた同僚がいます。彼女がよく言うのは——

「月給は施設のほうが手当が厚くて高かった。
でも、病院はボーナスがしっかりしてるから、年収では病院が上だった」

こういうの、求人票の月給だけ見てると分からないんですよね😢 年収・手当・ボーナス・夜勤手当・退職金まで含めて比較するのが大事です。

さらに——これ、あまり知られていないんですが、公立病院では地方公務員として採用されるケースもあります。くらともも、まさにその道を通ってきました。給与も安定、福利厚生も手厚い。選択肢の1つとして覚えておいてください🌷

👉 くらともが非正規から公務員看護助手になるまでの話はこちら


📈 給料を上げる道は、ちゃんとあります

「この仕事、どうせ頑張っても上がらないんでしょ?」
——これも違います。資格を積み上げていけば、ちゃんと待遇は変わります✨

目指す姿おすすめの研修・資格
現場の認知症ケアを強化したい認知症介護実践者研修
病棟の認知症ケアリーダーに認知症介護実践リーダー研修
より専門的に学びたい認知症ケア専門士
指導・マネジメントも認知症ケア指導管理士
国家資格でキャリアアップ介護福祉士(実務経験3年+実務者研修)

くらともの職場にも、未経験で入って働きながら実務者研修→介護福祉士とステップアップした後輩がいます。やる気さえあれば、ちゃんと道は開けるんです🌱


🍱 「自分にできるかな」と不安な方へ

ここまで読んで「やっぱり私には無理かも…」って思ったあなた。
ちょっとだけ、くらともの好きな考え方を聞いてください。

くらともは、職場を「幕の内弁当」に例えることがあります🍱
焼き鮭みたいな頼れるベテランも、卵焼きみたいなムードメーカーも、からし蓮根みたいにクセはあるけどいい仕事をする人もいる。全部そろって、初めてお弁当が完成するんです。

だからね、「全部できる人」になる必要なんてない
あなたの得意なこと、あなたの持ち味を活かせる現場が必ずあります。すべてを完璧にこなす必要はありません。あなたらしく働ける場所を見つけること——それが、この仕事を長く続けるコツです🌷

👉 幕の内弁当理論、詳しくはこちら


🌷 くらとものまとめ

この記事で伝えたかったこと、3つだけもう一度👇

  • ✅ 看護助手(看護補助者)は「誰でもできる仕事」じゃない。命を預かる、専門性のある仕事
  • やりがい・スキル・キャリアの道は、ちゃんと存在する
  • ✅ 職場選び次第で待遇も働きやすさも変わる

「介護職=誰でもできる仕事」じゃなくて、「誰かの暮らしを支える、大切な仕事」。そう思ってくれる人が1人でも増えたら、くらともは嬉しいです😊

これからこの仕事を目指す方、今まさに悩んでいる方。いつでもこのブログに帰ってきてください。一緒にがんばりましょうね🌷

最後まで読んでくださって、ありがとうございました☕
— くらとも

この記事を書いた人

50代・看護助手(市公務員)就職氷河期世代を経て手取り20万円台でコツコツ投資を続けています。インデックス投資9年、高配当株投資2年目。給与が低くても工夫次第でできることを、リアルに発信中。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次